最終更新日: 2024年1月1日
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凡人で 自業は みんな 龍のせい
しまう気と 四次元に 居る うさぎ小屋
虎という レッテル はがすのは 気まま
牛歩でも 前に進むと 知る まぎわ
ねずみ算 きざし ほのかに 四代目
責なしと 猪突をあおって じじばばよ
雪月花 浴びて 狼 交代で
あこがれた 鳥瞰 後ろから 漸次
三猿の 一を目途に たそがれる
単調に 埋まる羊も 旬は張る
たそがれて 競べ馬 辞め 連れ立ちぬ
二人して 蛇足を競い合い 閑か
雲 つかむために 内緒で 龍を飼う
また二兎に 還るすみかは 余り居る
虎の穴なんか ないから 道である
角 丸めても 野牛のままでいる
鳴動も 許そう ネズミ 二匹なら
脇道を 猪突で攻める 未熟年
負け犬も ひとりになれば 狼さ
鳥瞰に あこがれつつも まだ飛べず
三猿の 一にもなれず 我はヒト
群れを出て 迷わず 羊 山羊になる
馬車馬も 耳をすましている たまに
紀に架かる 蛇頭は子らに 親は尾に
龍の背で ゆーらり これっきり 千年紀(ミレニアム)
欲は夢 一兎獲ずとも 胸を張る
虎の皮 一枚 名より 良しとする
牛歩なら 確かめられる 道草を
ねずみ連 我が世の春は しっぽから
猪突にも わけあり 我ら うらやまし
戯れ合いに 刹那を積んで 野犬の子
飛ぶ歩く 鳥それぞれに 主義があり
猿似だと とぼけ難くて ああ親子
羊毛にくるまり 子らと 同レベル
春風は 留め置きたい 馬の耳
ぬけ殻を一顧だにせず へびはへび
竜の子が 見よう見まねで 空駆ける
チャンスだと うさぎの一家は 耳そうじ
虎の子は 野に 放たれてこそ 覚めよ
泥牛で 譲れない道 ゆっくりと
毎日の夢を 乗じて ねずみ算
突き進む 亥の子は 日々を めくる風
のら犬の一歩 確かに 野の花と
初鶏や つがいで 飛んで 行きそうな
さるまねの 夫婦でいても 進化する
柴山 潔（連絡先）
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