バス,トラム(市電),地下鉄,渡し船などの公共交通機関はすべて「どの区間乗っても均一料金」です.バスは市営と民営とが同じ系統番号で並行運転していますが,切符や料金は同じです.
市営バスはワンマンカーで,民営バスには切符売りの補助員が付いているツーマンカーです.でも切符売りは車掌ではなくブスッと黙々と切符を売るだけで,一番前に座っているので最初は乗客かと思った.
こちらは衛星TVです.VHFやUHFでは山あり谷ありの地理体系をカバーできないんでしょうね.20チャンネル近くあります.
スタジオのバラエティ番組や映画が多い,制作費がかからないものですね.子供番組も,アニメやスタジオ人形劇はあるけれど,ウルトラマンや仮面ライダーのようなロケを伴うものはないみたい.
やっぱり,イスラム教なので「切った貼った」「ドンパチ」「悪は滅びる」はダメなんですかね
だいたい主な料理は試しました.口には合う.しつこくないから.
羊肉が主体です.焼いて削ったもの,ミンチの詰め物,それらのパン(メリケン地)へのサンド,どれもOkです.
パンは豊富,街頭で売っているごま入りパンは30円くらい.マックの高いこと(ビッグマックが250円).
こんなに車と人とが交錯しているのに不思議と交通事故は見かけません.救急車も見ません.運転がうまいのか人がすばしこいのか.
とにかく割ときちんと信号を守る国で慣れた者はこちらの道路を横断するのは大変です.こちらの人は老若男女とも信号(もともと少ない)などお構いなしに好きなところで好きなときに渡ります.車も途切れなく来るし人も途切れなく渡る,リズム感があります.
そこに異端のおじさん日本人(←ボクのことです)がオロオロしながら道に飛び出て,このリズムを断ち切っています.「何しとんじゃ,そこの日本人(とは言ってませんが)」.
こちらも車は右側通行なので,道を横断するときは「まず左見て次に右見て」なのですが,これにはなかなか慣れません.右見てOKで足を踏み出すとそこは左から来る車が迫ってクラクションを受ける羽目になるのです.
前にもお伝えしたように,運転手同士,運転手と歩行者,運転手とおまわりのどなり(怒鳴り)あいはよく見かけます.クラクションもかなりひどく鳴らします.どなりあいはトルコ人気質みたい.諸処で見かけます.でも手は出しません.
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だから,怒鳴り合う声は大きくても主義主張をぶつけ合っているだけでほほえましく感じてしまう.日本のようなぎすぎすしたところがない.
日本の暴ヤンもここへ来てちょっともまれるといい.
速度制限等の標識もほとんどありません.マナーもない.でもうまく収まっている.規則やマナーでがんじがらめにされた日本の方が「あんまりうまくいっていない(機能していない)」と思えます.
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パトカーはよく見かけますが,消防車は見ません.
家はレンガですから火事には強いのでしょうけど.
救急車や病院らしきものも見ない.
交通事故は少ないからと言っても,病気にならないことはないだろうし,トルコの医療事情はどうなんでしょうか?
電話ボックスは固まってたくさん並んであります.日本の一昔前と同じ光景です.
ケータイはちらほら,成年が持っています.もちろん音声ケータイです.
街頭で面白い物売り(?)を見ました.体重計が置いてあって有料で体重を量るのです.身長はひもで測っているようです.あんまり繁盛していませんでしたが.
靴磨きは台をたたいて呼び込みます.「タントンタンカン,オーイそこのキョロキョロジャパニーズ,靴汚れとるで,寄ってけよ,カンカンカン」ってな具合です.
ボ海峡を渡しで渡ったアジアサイドは雰囲気が変わっていました.以外とスマートなんです.車も人も少ないし.新しいのかな,着いた岸壁が.
ここでドネルケバブという羊のバーベキューを削ったもののバケットサンドイッチ,100円弱,おいしかった.B級グルメで十分や.
橋では釣りをしています.だって,下は川ではなく海だもの.餌は小エビでした.
したがって,橋には餌や釣り具を売る露店が出ています.(写真:ボスフェラス海峡に架かる橋)
「チュネル」という世界一短い(らしい)地下鉄に乗りました.坂を上る(反対は下る)のでケーブルカーの地下鉄版です.片道3分です.(写真:チュネル)
新市街を走る市電(トラム←「市」電かどうかは未確認)があります.(京都にも走っていた)チンチン電車です.文字通り軌道上の人や車を「チンチン」と追い払いながらゆっくりと走ります.ジョギングよりは速いぜよ.(写真:チンチン電車)
街頭のエネルギー分かりますか?(写真:人人…人の街頭)
顔と服装がみんなソックリだ.圧倒的に男が多い.人人…人の街頭写真で「トルコ版・ウォーリーを探せ」ができますよね.日本人が混ざっていても違和感ないし.(失礼)
服装は暗色系が多く地味です.皮ジャンとかグレーの背広上とか.まあ,このウォーリーを探せには近代青年男女はいませんけれど.
朝一(5時過ぎ)のコーラン(祈り)の後は地元の人はもう一度寝るみたい,ボクは起きていますが.
猫がうようよ居る.