昨日美術館(ナショナルギャラリー)や大英博物館へ行ったら,黄色い花がいっぱい,
そう,こちらは「カーネイション」ではなく「ラッパスイセン」(英国連邦(U.K.)を構成する国のひとつのウェールズ(=ラグビーの強国)の国花だそう)が「母の日」の花.カーネイションはアメリカや日本で,「記念日」のいわれに違いがあるのが面白いですね.
そのいわれも老舗のイギリスは「キリスト教会で奉公中の子ども達が年に一度母親と面会できる日」といかめしく形式的なのに対して,イギリス移民が作った新興のアメリカでは,同じように教会の味付けにはよるんだが,「アンナという娘が亡き母親を偲び,母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち,白いカーネーションを贈った」(←ウィキペディアより引用)とやや人間的かつ現実的な色付けが入ってきて,世界で張り合う旧新の英米の文化のルーツが垣間見えて面白いですね.
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エッ「日本は?」って,日本は形だけアメリカのマネをしたのでしょう,得意ですからねマネは.;-<
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これも昨日行ったバッキンガム宮殿(最近ウィリアム王子の結婚式で世界に中継された)で見た閲兵兵の所作やそこら中にある古風な石積の教会で観光客に混じって敬虔な祈りを捧げる庶民,あるいは石積の建築物を見ていると,厳格に古い形式を大事にする国民性を感じ取れます.
でも,その古風なドシンと構えた文化が常に世界の先頭でリードする新しい文化を生み出しているんですね.
音楽なんかその最たるものです.Beetlesの(当時の最先端の)音楽等々.
ウーン,やっぱり歴史か.ロンドンの起源はローマ帝国による支配の1世紀にまで遡るからね.日本と同じ島国なのに.