高級レストランへ入っていないので,庶民の食事についてですが,「食事はまずくはない.地味で慎ましいだけ」です.
宿泊しているビジネス街の瀟洒(しょうしゃ)なシティホテルにあるB級レストランでは,まず,メニューから地味.出てくる料理も地味.ソースや付け合わせで飾らない.例えば,ボンッとソーセージが皿の上に置いてあるだけ.
救急,消防やポリの緊急車の音や姿は一緒.白地に黄と青のツートンカラー.黄と青の混ぜ方(チェックやストライプ等)で区別しているかも.未確認.
雨が降っても傘を差さない人が多い.差してる傘もサイズが小さい.フード付きの上着やコートでしのいでいる人が多い.全然しのげていないけど,気にしていない.
また,曇天ばかりだけど,雨天は少ない.7日のうち,全日雨天は昨日の1日だけ.晴天を求める傾向はないみたい.皆曇天で収まっている.
京都よりも暖かい.今日は寒いと言ってたけど,思ったほどの寒さではない.分厚いオーバコートは不要.
緯度は樺太と同じなのに.周囲の地勢によるんでしょうね.
まあ,天変地異や天候不順,異常気象は地球のどこでもあるし.変わらんのは我がふるさと京都(盆地)の「夏は蒸し暑うて,冬は比叡おろしで底冷えする」天気か.
漏れてくるおしゃべりの言語は多彩だが,フランス人(観光客?)が多いような気がする.ドーバ海峡トンネルを渡る特急列車で,英仏(ヨーロッパ大陸)の距離はほとんどない(みたい).
London市街の街並みは年代物の石造建築がドーンとのさばっている.ちょこっと斬新な現代建築物もあるけど,肩身が狭そう.
そう,歩道も石畳がほとんど.歩きにくい.スーツケースを引いていると,ばてるし,スーツケースが壊れそう.(スーツケースに詰めた)壊れ物の土産は,飛行機(での運搬)より以前に,London市中引き回しの刑で頓死かも.
市中は地味だけどキレイ.ゴミが落ちていない,というよりもポイ捨てをしない.至る所にゴミ箱がある.
publicな建屋中では酒場も禁煙.代わりに,歩き煙草が結構居る.妙齢のレディも,歩き煙草を気にしない.で,publicな建屋の玄関に出て皆吸っている.だから,酒場(パブ)の在処は即分かる.煙草吸いが歩道にはみ出して群れで吸っているから.でも煙草のポイ捨てもない.
KIOSKはない.駅は乗降に徹した地味な佇まい.
コンビニがない.酒は街中にポツンとある("food&wine"の看板)小さなKIOSKで.だから,beerを求めて右往左往する羽目に.
酔っ払いさらには浮浪者は居ない.老いも若きも,それなりで静か,いや落ち着いている.
サッカーはやはり本場.蹴り出しからシュートまで,流れるように(←道路での車の流れと同じ)ボールが動く.攻める方だけでなく守る方も天下一品,でも,中盤では,ボールはなかなか奪えないので,ミスによる攻守交代が少ない.攻防に(本当に)息を呑む,息をつげない,息継ぎを忘れる.
(中継する)TVカメラも日本よりもアングルが多彩.
ちなみに,プレミアリーグ(イギリスにある4部制の5万プロクラブの頂点に立つ最高級リーグ)で,Londonが本拠地はアーセナル,チェルシーなど5クラブ.「チェルシー不振で監督解任!」が新聞やTVニュースの見出しに踊っている.
TVの日本版N*KはBBC(英国放送協会).BBCはCM無しで24時間やっているみたい.ただし,未確認.4時頃やっているのは確認.
何か番組区切りが変.0や30分で切り替わらずに,適当に切り替わる感がある.少なくとも,日本のN*Kのように,「プップップッポーン,おはようございます,朝7時のニュースです」ではない.
ドラマもニュースもワイドショウも,「人」ばかりが前面に出てくる(「人」の顔が写っている場面が多い)番組が多い.
クイズ番組はあるようだけど,バラエティは見たことない.BBC(=イギリス版N*Kか)やしかな.笑い文化が違うのか.日本でも東西で違うけどね.