トレド(Toledo) ―世界遺産の古都―


Madridのダミーを利用してのSpainでの実質的に最後の日は,Madridの南の古都Toledo(トレド;以下Tol)への日帰りtripです.
TolへはRENFE AVEで約35分間ですから京都から大阪か,あるいは逆の大阪から京都かな.外人観光客はMadからのBusTourが多くて,RENFEでの往復のほとんどはSpain人客です.

さて,Tolです.Spainの古都らしく,落ち着いた瀟洒(しょうしゃ)な街です.(写真:トレドのほぼ全景)
(日本の古都の京都よりも二回りも三回りもコンパクトな)辺2km位の長方形の街で,歩きが主となるんですが,これまでの訪問地を代表するような狭い石畳と背の低い石塀/石壁の(平板な碁盤の目に慣れたボク=京都人にとっては)迷路地のアップダウンが(京都と違って)大変です.(写真:トレドの迷路地)
GPSで「今どこ?」を教えてくれるタブレットのマップがありがたい.このマップにアップダウン(坂道)を重畳したものは絶対に便利やで.
夕立も降ってくるし,こちらは傘を差す人は少ない.日本の春雨のように優しくないのに.
bustourは1時間弱で終了.Tolはbusよりも歩きが主とならざるを得ないのですが,迷路路の各所へのアクセスは歩きでしか無理.

Spainは道路網は発達しています.高速道路が放射&同心円状で網羅してあり,Mad近くでは混むけれど,ちょっと都心から離れると出会う車もほとんどありません.
driverも眠たくなるに違いない.何せ,背の低いオリーブやブドウなどが点々と生えているだけで,後は茶色い荒れ地ですから.


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