Stockholmは14の島からなります.
そのうちのユールゴーデン島へ渡し船(5分間乗船で300円くらい)で渡りました.そこには元祖チボリ公園があります.倉敷にこれをまねたモノがあります.遊園地です.入りませんでした.
同じ島にSkansen(スカンセン)という昔の農家一帯をそのまま自然公園にし,屋外博物館化して,屋外博物館/動物園/水族館/公園とした大公園(有料)があり,そこには行きました.ガラス細工の実演等もやっています.
そう屋外の公衆トイレは50円を払って個室に入るモノで,近い人は常に小銭を用意していないととんでもないことになります.
市電(trum)が1路線だけまだ走っていて,スカンセンからの帰りに乗りました.ちょっと昔に京都に走っていた市電と同じで,ハンドルでトランスを切り替えて速度を制御します.(写真:市電(trum))
ただ,2次(急)ブレーキは手動ハンドル(船の舵取りハンドルみたいに手でぐるぐる力任せに回すやつ)で,市内各所で,運転手がこれを駆使します.見ていると,結構スリルがあり,ベテラン運転手の技が見えます.でも,結構必死で操作するので,思わず手すりを握ることもしばしば.
この手動ハンドルは50年位前の叡電にもありました.でも叡電のはホンマに急ブレーキですが,こちらは2次ブレーキの役割で,普通時に使います.電気制動では操作できない細かな制御(停止)が運転手の熟練技に頼っているのです.
車は右側通行なので,カナダと同様に横断するときはまず左見て次に右見てですが,慣れなくて危ない目もしばしば.
歩行者はみんな信号無視します.車が来ないなら渡るということです.横断歩道なんかもほとんど役目を果たしていません.
王宮(日本では皇居)では夏の間閲兵の交代儀式があります.1日1回なので,見物衆で満員なので,挙措(きょそ)は見えませんでしたが,勇壮なマーチングは聞きました.日本の学生のブラバンと同じく,管楽器と打楽器の合奏には気持ちが浮き立ちます.
王宮はガムラスタンという旧市街にあります.ここは石畳の路地と煉瓦作りのアパートの街です.一番狭い路地は相撲取りは通れない幅です.人と人が離合できません.
福祉国家だなあという光景にはまだお目にかかっていません.そんなにバリアフリーなとこはない.
そう,日本人もあんまり居ません.ツアーの団体(ほとんどが柄が悪い)は居ますが.総じてアジア系は少ない,店もない.バンクーバーが異常だったのでしょう.