ストックホルム(Stockholm)(2)


今日は船で観光をしてきました.
バルト海や国内の湖を2時間で巡ります.両者は,2個所でロックという関所でつながっています.海と湖は水面たかが約1m違うので,両者を行き来するときには,ロックで海と湖との間に調整域の風呂桶につかります.

天と地の視界に占める割合は天が70%くらいの感じです.

家も集合住宅が多いです.冬のことを考えるとそうなるのでしょうか.
また,そのアパートやマンション(日本とは比べモノにならない豪華さ)のデザインもバラエティーに富んでいます.Swedenは建築や家具のデザインでも有名です.
マンションにはテラスやベランダがほとんどありません.あっても外側に窓が閉めきれるタイプのものです.冬を考えるとこれもまたしかりか.
日本のように干し物がないので,建物のデザインが損なわれません.人が住んでいるのかなあという感じです.

しかしこの季節の反対の12月には昼(明るい間)が3〜4時間しかないのですね.ちょっと感覚がつかめませんね.

バリアフリーを見つけました.市バスです.低床でステップはありません.子供のバギーや車いすもスムーズに乗り降りできます.
福祉国家は医療面などの観光客には見えないところに隠れています.子供や老人の医療費はただです.歯医者もです.

ただ,この福祉国家も10年くらい前に危機に瀕したそうです.通貨のクローネが暴落したからです.工業関係の産業がなかったクリーンな国家が災いしたそうです.が,ハイテク産業の誘致により危機を切り抜けたということでした.

オランダ系の人種を多く見かけるのは,老人大国に危機を抱いた政府がこれも10年くらい前に移民を推奨する施策を施したからです.

朝,こちらのスモーガスボード(smorgasbord; 日本でいうバイキング)で初めて肉団子に出会いました.こちらでボクが作る肉団子と同じです.ハムやソーセージよりはこれがうまい.

明日は,StockholmからGoteborg(ヨーテボリ,イエテボリ,ゴセンバーグ)に列車移動します.楽しみにしていたSwedenの新幹線試乗です.
3時間の旅はまたレポートします.


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