バンクーバ(Vancouver)(3) ―博物館/坂/天候/食事/交通など―


雨,雨,雨です.
ボク=雨男のせいでもなく,雨模様の天気はここの特徴のようです.
そんなにきつく降るでもなく,しのつく雨でもなく,パラッパラッときます.と,止んだり,でも,晴れ間はなかなか見えません.mostly cloudy(ほとんど曇り)といいます.
地元の人は傘を差さずに平気の平左かレインコートを着ています.傘を差しているのは観光客か,でも,傘とジャンパーを持っていって良かった.

UBC(ブリティッシュコロンビア大学)まで足を延ばし,人類学博物館(日本なら,民博)に行きました.
民博よりも種々のコレクションはすごいモノがあります.
何で,ブーメランがコレクションされているのかと思っていると,オーストラリアのアボリジニの民用品の(カナダ人学者による)収集物でした.
北西部の原住民のインディアンに関するコレクションは大したものです.トーテムポールにもいろいろあることを知りました.

Vancouverはコンパクトですが,アップダウン(だらだらと一方向に続く坂ではなく)が多いので,ここのお巡りさんはMTBにヘルメットと水筒を付けて黄色のヤッケを着て2人1組でパトロールです.
パトカーはありますが,白バイは見かけません.そういえば,バイクというものはほとんどありません.自動車か自転車か歩きです.

昨夜は晩餐にCharのグリルを食べました.CharはSalmon(鮭)の仲間で,虹色をした大ぶりのイワナです.おいしいかって? やはり,ボクには塩鮭の方が合います.
今日の昼は(札幌)みそラーメンを食べました.日本人相手ですが,麺よりももやしが多いなど,ちょっと日本の感覚と違います.
何せ,どんなモノも「量が多い,味が濃い/大味」で,ボクのような味音痴でもやはり繊細な日本の味が恋しーい.

市内の交通の主要は(市)バスです.トロリーバスです.京都にも昔(四条通りを)走っていた電気バスの元祖です.(写真:トロリーバス)
先端技術の電気自動車のように電池を積んで走るのではなく,ポールで架線から電力をとって走ります.で,どこでも行けるというわけには行きません.原理は電気なので,加速や騒音など,ちょっとガソリンバスとは違います.

歩いている日本人(日本語を話しているのでわかる)は割と多いです.
観光客(←年寄りツアーか新婚さん)だけではなく,若い留学生や移住民もかなりいるようです.
日本に近い街,といえます.万博をやったのは知っていますが,olympic(冬でしょうなここは)はやったことがあったっけ?
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修学旅行の飛んでる兄ちゃん姉ちゃん(=いわゆる「ヤンキー」)もいます.地元民のマナーはとても良いので,彼らが(我ら日本人が)これをぶちこわさないかと心配です.
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車が右側通行なので,いろいろとまどいます.バス停を反対側で待っていたり,(日本での)右見て左見て(こっちでは,左見て右見てです)で思わず飛び出して車にひかれそうになったり,と.
でも,歩行者優先で,無信号の交差点や信号無視で渡る歩行者を車の方は見つけ次第優先させてくれます.

緯度が高いので,日照が緩く,ボクのようなサングラスの(ガラの悪い)人は余りいません.
また,太陽を欲するせいか,ホテルやマンション(アパート)は外装を総ガラス張りにしたものが多いのも特徴です.

ひとまずこれで.なんとかせいよ天気!


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